運転における
視覚能力の重要性

自動車の運転は「認知・判断・操作」の繰り返しです。その中でも、認知情報の約80％は目から取り入れていると言われています。しかし、人間は加齢とともに視覚能力が低下し、周辺視野も狭くなります。これらのことは、横道から出て来る車や子どもの飛び出しなど咄嗟の事態への対応が遅れてしまう原因となる可能性があります。

加齢に伴う
影響は他にも・・・

視覚能力の他にも、加齢により反射機能や筋力が衰えるため、わかっていても急なハンドル操作や、ブレーキの踏み込みなどができず事故につながる可能性もあります。

踏み間違い
による事故

想定とは正反対の自動車の動きに気が動転し、正しい操作ができなくなったことで起きるといわれています。駐車場からの発進時が多く、高齢者の場合は後退時も事故の割合が高いのが特徴です。

踏み間違いを防ぐため、運転席に座る時はブレーキが踏み込みやすい正しい座席の位置と姿勢で運転することや速度を落として運転に集中することに取り組みましょう！

返納の
きっかけは様々

「運転でヒヤッとした」「運転に自信がなくなった」など、衰えを感じて自身で決断する場合や、「心配」などの家族の意見によるものなど様々です。